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1830年に嬉野の地で創業した老舗旅館大村屋は現在、15代目の北川健太社長が舵取りをしています。

北川さんのサポートチームとして、設計士・満原早苗さん、グラフィックデザイン・長尾行平さん、家具担当「book Mt.」、左官職人・田﨑龍司さんらと一緒に、里山建築は施工担当として客室改装のお手伝いを続けています。

こちらは2018年にリニューアルした客室の一つ「浜木綿」で大村屋の最上階にあるスイートルームです。
元々２つに分かれていた隣り合った２部屋を一つにしました。客室はバリアフリーに対応し、ベッドはリクライニング機能付きとなっており、親世代と一緒に二世代で旅行を楽しむことができるのが特徴です。壁の材料に嬉野茶を混ぜたものが使用してあったり、部屋の随所に職人の手仕事を味わうことができる空間です。